子どもを上手にしかる5つのポイント!子育ては人生です。

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子どものしつけは、家庭によって異なります。
テレビや様々な本の影響で、頭ごなしに叱る子育てでは子供を萎縮させるだけだという考えが広がっています。
しかし、
叱らない子育てだと後々になって後悔することもあります。
・甘やかしではないか、
・単に叱ることができない親になっているのではないか、というでしょう。
実は、
子どものびのび育てる方法は、30年ほど前からあったようです。

親が子どもを叱らない理由は?
叱ること=ネガティブというイメージがあるためです。
ママのひと言が子供の心を傷つけるのではと心配になり、叱ることを躊躇してしまうケースです。
また、
子どもに嫌われてしまうことも恐れるている・罪悪感がある人多いようです。叱ってみるものの、思い通りに叱れなかったため
親は自分自身の子供の頃とダブらせて、子供を叱ってみるものの、思う通りにならないようです。
しかし、
場合によっては、毅然とした態度で叱らなければならない。
実は、
「叱らない子育て」というのは、
親の都合で感情的になって怒鳴ったり、ガミガミと叱り続けることはやめるという考えの育児法です。
本当に些細なことなどで細かく叱るというのもNGです。
しかし、
我が子が危険なことをしたり、ルールを破ったり、あるいは人を傷つける行為に及んだりする場合には、
毅然とした態度で叱らなければなりません。
親がとがめないので子どもはやりたい放題している。周囲に迷惑をかけたとき大人になったとき、社会で孤立するかもしれません。
そこで
親が子どもを叱るときのポイント、
1.頭ごなしに「ダメ」と否定しない
「ただ頭ごなしに「ダメ」ということで、子供が必要以上に委縮してしまったり、自分を否定されているかのような印象を与えてしまいます。
また、毎日毎日「片付けなさい」「早くしなさい」「ダメでしょ、何度言ったらわかるの!」と怒っている自分にも嫌になってしまいます。
いつも「ダメ」と言われている子供は、日頃から言われ慣れているのでその言葉自体に意味がなくなります。

2.感情的に叱るのを避ける
感情に任せて怒りを子どもにぶつけた経験は多くの人がもつものですが、これは避ける必要があります。
全く伝わらない上に、怒りの感情だけが子どもの心に深く残り、心に傷を負わせてしまいます。

3.遠くから子ども叱らない
遠くから注意しても子供には届いていません。やめてほしいときは子供の側にいって子供の目線に合わせて行動をやめさせることです。

4.叱った理由を具体的に話す
間違ったことをしたと意識を持ったら、じっくり話ができるように二人になれる場所に移動し座って話をします。今から大事な話があります。お母さんの目をしっかり見なさいと言います。
なぜ叱ったのかを子どもに伝え、叱られた理由を認識させます。なんでも頭ごなしにしかるのではなく、きちんと理由があってしかっているのだということを理解させる。

5.なるべく短い時間でスマートに叱る
何時間もダラダラと叱ったところで、子どもにプラスになることはありません。ただマイナスな感情や気持ちが残るだけです。的確且つスマートに叱るようにすることです。問題の行動やダメな理由そして対策を分かりやすい言葉を使って端的に伝えるようにすると、子供も理解しやすくなります。
ちなみに、
叱り方は、情報に振り回されないようにすることです。人によっては叱らずに褒める育児論やあえて叱るのが大切など考えが全く違っていたり、真逆のことを言っていたりします。インターネットや育児書に書かれていることをあまり鵜呑みにせず、「こういう方法もあるのね」という心構えをもってお互い楽しく育児をしていくことです。
また、褒めることも忘れないようすることです。叱ったあとに、子どもの態度・言動に少しでも良い変化が見られたら、できるようになったことを褒めることです。
叱ると褒めるは必ずセットにすることです。