筋肉痛は遅く来るのはウソ!?年齢の実は、年齢のせいではない!

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筋肉痛になるといい運動したなと満足感を感じますが、
思うように体が動かなくて生活に支障をきたしてしまいます。

筋肉痛は、翌日が多いけど、時々2日後など遅れてやって来ることもあります。
いきなり運動をすると、翌日に筋肉痛になることが多いです。人によっては当日だったり2日後だったりと差が出たりします。
回復が遅いと、運動不足が原因かなと思ったり、年齢を重ねてしまったのかなと落ち込むようなこともありあます。
ハードな運動を行えば行うほど、筋肉の中には乳酸などの疲労物質が溜まってくることが分かっています。この溜まった疲労物質が痛みを起こす、というのが筋肉痛発生の原因の一つです。

傷ついた筋肉の線維を修復しようとするときに起こる痛みです。
多くの場合、筋肉に生じた過緊張が原因です。

実は、
筋肉痛は、2種類に分かれるようです。
運動している最中に発生するのが「現発性筋肉痛」とは、トレーニング中に出る痛みのことで、
この筋肉痛は運動した後にしばらくすると痛みが自然になくなります
若い人の場合は運動後すぐに筋肉痛が出るといわれ、年配の人ほど痛みが遅れて出るといわれることがよくあります。翌日に筋肉痛が起こらずホっとしたのもつかの間、2~3日後に遅れて筋肉痛になっている。
実際は年齢によって筋肉痛の発生タイミングが変わるといったことはありません。
その理由として、筋肉痛が起こる直接的な原因は「筋肉にかかる負荷」によるものだとされています。運動の習慣や筋肉の質などによる個人差の方が大きいです。
筋肉の場所によって、筋肉痛が出てくる時期が異なったりします。年をとると筋肉痛の原因になる『筋線維の損傷と回復』が発生する過程が遅延するのは事実です。それを勘違いして2日目に筋肉痛がくると老化の始まりといった俗説が生まれたようです。

実は、
筋肉痛を避けると、太りやすくもなるみたいです。運動をする機会が少なくなって、それが筋肉の反応を鈍らせているようです。加齢により年々筋力は低下する上、
更に運動をしなくなると基礎代謝が低下し、筋肉量が減ると基礎代謝も低下するため、太りやすくなってしまいます。実際、ちょっとした筋肉痛があるというのは、きちんと筋肉が使えているということです。

筋肉痛を起こさないために、運動前後が大事です。
運動で、力を入れることになるであろう筋肉を、使う方向と逆の方向に伸ばします。
そうすれば筋肉の可動範囲を広げることができるので本番ではスムーズに動かすことができます。また運動前のコーヒーは、痛みの予防のためにも、非常に重要なものです。
筋肉の過緊張をやわらげるために、練習前後にウォームアップ・ダウンとストレッチを行うことです。筋肉の血流をよくするために、さする程度の軽いマッサージや入浴も有効です。

運動後はクールダウンを必ず行い血流の流れを急激に落とさないようにします。クールダウンが済んだらお風呂に入ってマッサージです。

筋肉痛がひどい場合、やってはいけないこともあります。
アルコール類を飲むとタンパク質や亜鉛、ビタミンB群がアルコールの分解のために大量に消費されてしまいますので、筋肉痛のときはアルコール類を控えることが大事です。
勢いをつけたストレッチに運動効果は殆どなく、逆にそれが原因で痛みを引き起こしてしまう場合もあります。
ストレッチもゆっくり行って、筋肉を除除に伸ばすことが大切です。
筋肉痛が酷い場合には、足浴だけにしておくというのも一つの方法です。