万能食材セロリ!知られざる食べかた 

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欧州では、古くから万能薬として活用されてきました。涼やかで匂いを嗅いだだけで、気が静まる感じがするように、セロリにはイライラ解消の鎮静作用がある。
ほかにも疲労回復、滋養強壮、貧血、安眠、美容などによいとされています。海外では料理に幅広く使われるセロリ
独特の匂いがあり、好き嫌いが別れやすいです。
しかし、生では食べれないという人でも、ひと手間加えて調理してみるとおいしく食べれることが多いようです。
セロリは薬草としての効能もあり、欧米ではサラダだけではなく、スープ煮、いため物、肉の香りづけに用いられます。

セロリは日本だと生食というイメージが強く、生で食べたときの独特の青臭さを嫌う人も多いが、所加熱調理に向いた食材です。”セロリには独特のクセがあるが、加熱するとなぜかすごくマイルドになり、バターのようなコクをだします。加熱調理したからといって、セロリの効能が全て消えてしまう訳ではないようです。
葉の部分に「おいしさ」がつまっているようで栄養素は、茎よりも「葉」の方が豊富です。
ビタミン、ミネラルが多く含まれています。セロリの香りは葉のほうに多く含まれており、「フタライド類」という物質が主な成分。この成分は熱を加え蒸らすことでおいしさに変わります。

スープに入れるとコクが出ておいしくなりセロリの香り成分は、味の深みや持続性、コクをアップさせる効果もあるのでスープにぴったりの食材です。スープに入れるときにはセロリの筋を取り、繊維を断ちきるように横に切ります。
スープができたら、鍋の中に葉っぱを入れて10分ほど蒸らすだけで香りとコクが増します。

セロリには不眠を防ぐ働きもあるので、寝酒でもいいようです。寝る前に盃に1杯くらいずつ飲むと安眠できます。