ストレッチで若返り!習慣にすれば生活習慣病予防になる

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血管と老化には深い関係があります。人は血管とともに老います。
・頭皮:抜け毛の原因
・皮膚:乾燥肌やシワの原因
人は血管とともに老いるといわれ、老年期に入ると死因の中で循環器病が占める割合が、がんよりずっと多くなります。大切な細胞に酸素や栄養素を運ぶ血管を、いつまでも若々しく保つことは、健康にとってとても大切なことです。
血管の老化は、体のあらゆる部位で問題を引き起こします。様々な病気の原因になったり、肩こりや肌のシミ、抜け毛など体のあらゆるところで問題を引き起こす可能性があります。

・血管を若返らせるためにストレッチ
1日1回、簡単なストレッチをする。老化した血管は、ある程度若返らせることができます。血管は「縦に伸ばすと軟らかくなる」という性質を持っています。
ストレッチには、一酸化窒素とコラーゲン若返りの効果があります。

・血液がサラサラになるため、病気の予防
柔軟性を高めることで血管の筋肉まで柔らかくしてくれるため、動脈硬化などの病気の予防もにもなります。血管が軟らかくなって、血流が良くなると、血管の壁から「プロスタサイクリン」という血液をサラサラにする成分が放出されます。

・ストレッチで、コラーゲンの代謝が進みます。
コラーゲンを、新しいものと入れ替えてくれます。筋肉をのばすことにより、刺激を受けたコラーゲンを製造する細胞「線維芽細胞」が活性化し、柔軟性のあるコラーゲンが作られます。

・古い細胞が廃棄される
ストレッチをすると、古いコラーゲンはところどころ傷つきます。それに気づいた繊維芽細胞くんが働きだし、古い細胞を捨ててしまいます。筋肉が伸びると血管も一緒に伸びます。筋肉と同じように血管もストレッチをすることで柔らかくなります。筋肉が伸びているなと感じた状態で30秒程度キープします。これまでも「柔軟体操」と呼ばれてきたもので、筋肉の柔軟性を高め、関節可動域を広げるほかにもいろいろのメリットがあります。
普段から運動を心がけることも大事です。血管を若返らせるには、血管を増やすことも重要です。

一日15分から30分程度ウォーキングする時間を作ると良いです。毛細血管が増えると、老化した血管の負担が減り、血管は若返ります。
・普段より少し「大股」で歩くと効果があります。たとえば、「大股」で歩くことを心がけると、ふくらはぎのポンプ作用がよく働くようになりますので、全身の血流がよくなります。