最近疲れやすい!それは、隠れ貧血のせいかも?

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人間ドックなど一般的な採血時のヘモグロビン量でチェックできる貧血です。
実は、これが基準値を満たしていても、体内の鉄分貯蔵量を表すフェリチンが低い
隠れ貧血のかたが多くいるようです。
貧血ではないけれど、鉄分が不足している、いわゆる「隠れ鉄分不足」が最近の女性に増えてるようです。ダイエット中の方や、食事による栄養補給が不十分なのに最近ブームの ランニングなどで運動しすぎの方などのようです。体調が悪いかったり寝付きにくいのは、鉄分の不足かもしれません。
ぐっすりと眠るには、睡眠ホルモン『メラトニン』が脳内で十分に分泌されないといけません。メラトニンを生成するにはセロトニンが必要ですが、実はセロトニンを生成するには鉄分が原料として使われます。

鉄が不足していると、やる気がでない、喜びを感じない 感情が不安定等の症状が出てしまいます。
女性に多い、
・疲れやすい
・頭痛
・めまい
・立ちくらみ
・うつ
・爪が割れやすいなどの症状が、鉄欠乏による可能性があります。

鉄分の不足はとても危険でいつもより息が上がって苦しく、身体が急に動かし辛くなるような感じがしたら、疲労だけではなく、栄養素鉄分不足、特に体内貯蔵鉄分の不足をかもしれません。男性は女性以上に“たかが貧血”と考える傾向がありますが、それは生命とりになるので要注意です。
貧血の血液検査をすると、赤血球、ヘモグ ロビンの値をはかることが多く、この項目さえ基 準値内であれば貧血ではないと判断されます。 ですが、貧血の正しい判定には「フェリチン」を 検査することが必要です。

フェリンチとは、体内に蓄えられている貯蔵鉄のことで血液中に含まれるたんぱくの一種です。 この貯蔵鉄をもとにして ヘモグロビンがつくられています。フェリチンが不足すると立ちくらみや動悸といった貧血の代表的な症状はもちろん、肌荒れや疲労感、睡眠障害や鬱といった症状も出てきます。

対策としては、簡単な目安としては、下のまぶたの裏が白っぽいと、フェリチンがぎりぎりか、あるいは不足気味かもしれません。通常の食事以外に、サプリメントとして少し多いくらいの鉄を摂取するのが有効です。
鉄の補給には、副作用がなく、吸収率のよい「ヘム鉄」がお勧めです。
また、
睡眠が重要です。貧血というと、食事やサプリメントで鉄分を摂ることばかりに気を取られがちですが、実は睡眠とも密接に関係しています。
摂取された鉄分は、眠っている間に消化吸収され、小腸粘膜、脾臓、肝臓、骨髄に蓄えられるそうです。
睡眠の質にも影響があると言われていて、うつ病などを引き起こしてしまう可能性もあるといいます。鉄分は過剰に摂取した場合、腎臓の濾過機能によって分別され、必要な栄養成分は再利用され、過剰に摂取された分は尿として排泄されます。

出典フェリチン(貯蔵鉄)の低