どもり(吃音)を改善する4つの方法!短期間では治らない

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実は、
吃音は先天性のものと後天性のものがあります。
話すことに対し、ネガティブな感情があるときなど精神的に吃音だと思いこむことでさらに悪化する場合もあります。
これは、
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態と一緒です。
このような対立した、2つの矛盾した意図、内的葛藤が言葉を詰まらせるのです。

やはり現代医学では、どもりを100%治すことは不可能のようです。例えば
1日、ちょっとだけのトレーニングで治るという事例はありません。クセのようなものなので、確かに一朝一夕で改善するのは難しいです。

そこで、短期間で治る、誰でもこれをするだけで治るなどというお手軽な治療法はありませんが
どもりを改善することは可能はあります。
正しい対策で大きく改善されると言われています。

1. 息を吸ってから話す
どもる人は、息を吸う時間が短くて、しかも無呼吸になるようです。息を吸うことで副交感神経が優位となり気持ちがリラックスします。話す前には必ずいったん大きく息を吸ってからお腹に空気をためるようにします。そうすると、息が詰まる状態が緩やかになります。

2.喉に力を入れない、喉で発声しない
喉で発声しているから起こるようで口腔内を意識して喉に余計な力をいれないようにすることです。まわりに誰もいない状態で、普通に話せばできることもあります。
「口腔内で声が生まれる感覚で、喉には余計な力を入れない」。 人間の殆どが普通にできていることです。できない方が無理があるかもしれません。

3. 抑揚を意識し、単調な話し方をやめることです。
共通する悪い話し方というものがあります。それは、吃音が発生しにくい話し方というのが、「抑揚をつけた話し方」です。「単調な話し方」をすれば、吃音の発生率が上がります。そして、多くの吃音者が、単調な話し方を自然としてしまっているのです。

4. ストレスをなくす、減らす
今ある不安も全てなくしていくという方法です。大人のどもりの原因は、ストレスや極度の緊張状態が原因で発症するようです。
ストレスがかかりやすい状況場合、当然、吃音になりやすいです。過度のストレスで吃音症が出てしまった例や、反対にストレスが少なくなって吃音が治った、改善されるようです。ストレスなど、なにかしらの原因で、「自律神経失調症」になっている人の中には、「どもり」を自覚している人も少なくありません。