2015年新型ノロウイルス対策! 子供の感染・症状・消毒予防! 検査・潜伏期間は!? 

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毎年11月ごろから流行が本格化するノロウイルスです。
2015年冬は「新型」ウイルスが流行の兆しがあるようです。

この時期は、気管支系・インフルエンザ・おたふくなど注意しないといけない病気が多くて
怖いものです。
各種メディアの報道によれば「新しいウイルスには免疫を持つ人が少ない」として、感染拡大が懸念されています。これから半年近く「特別な警戒」が必要です。

一般的な感染ルートは、
・二枚貝などの汚染食材⇛喫食による感染⇛排便によるウィルス排出⇛汚染⇛集団感染

ノロウイルスは感染すると、24~48時間ほどの潜伏期間を経て感染症や食中毒を発症します。
潜伏期間は、食中毒の場合は前日か前々日の食べ物が原因と考えられます。
おもな症状は吐き気、嘔吐、腹痛、下痢があげられ、37~38度ほどの発熱があります。
我慢できなくて1日に何度も吐く人もいます。吐き気がおさまると今度は下痢が続き、水のような便が出るようです。

特に
感染した子どもの世話や看病をした人が吐しゃ物などを介して二次感染するケースも多く、適切に処理して消毒を行わないと感染を広めます。アルコールや高温に対する耐性があり、乾燥や酸にも強く、水の中も平気と非常にタフです。
ノロウイルスに適切に対処するには「強力な除菌効果のある次亜塩素酸水」などで綺麗に拭き取ることが望ましいです。

ノロウイルスによる食中毒は一年中発生しています。
11月ごろから患者数が急増し、流行は春先まで続きます。

とくに今シーズンは新型ノロウイルスの発生により、大きな流行になりそうです。
今年9月以降に国内で発生したノロウイルスの集団感染は、ほとんどが遺伝子の変異した新型ウイルスによるものだったことがわかっています。

ノロウイルスは主に手指や食品などを介して経口感染し、
・おう吐
・下痢
・腹痛などを引き起こします。
健康な人は1~2日で軽快することがほとんどだが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などでは、脱水症状を起こしたり、吐しゃ物をのどに詰まらせたりして死亡するケースもあります。
下痢など脱水症状が続くのでこまめに水分補給や消化の良い食べ物を食べることです。
また、年齢・性別を問わず発症したら医師に診断することです。

ノロウイルスは感染力が強く、ウイルス粒子10~100個で感染・発病します。
急性期の患者の便には1グラム中に1億個、吐物には100万個のウイルスが存在するというから、
ほんの少し触れただけでも感染する確率は高いです。服や敷物に付着することもあります。

ノロウィルスの予防としては、
1.しっかり洗い流すことです。ノロウイルス対策には衛生的手洗いです。衛生的手洗いとは、洗って、ふいて、消毒まで行う手洗い方法です。

2.ノロウイルスの発生直後にふき取り。
トイレの便座、手すり、ドアノブのうち、多く検出されたのは便座です。日頃から便座除菌の習慣が必要となります。

3.ノロウイルスによる食中毒を防ぐためには、食品取扱者や調理器具からの二次汚染を防ぐことに加え、食品を中心部までしっかり加熱

【原因食品が特定された事例】
カキ関連事例(生カキ・カキフライなど)が多く全体の約11%、カキ以外の貝類(シジミ、アサリ、ハマグリ、ホタテなど)が原因となる事例が多いようです。

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