子供の「見て」にピンと反応しよう!子育ての最大のヒントだった!!

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「見て」という言葉は、
子供が一日に一番発言する言葉です。

彼らが欲しい関心は、
・ポジティブな関心
・ネガティブな関心
・無関心(=構ってもらえないこと)
構われないくらいなら、叱られてもいいから構ってもらおうします。

子供にとって一番怖いのは、親など大好きな人の無関心です。
そのため、子供は「見て」という言葉で
大好きな人の注意を引こうとするのです。
自分が得意になって見せたいものをいちばん大好きな人に見てもらうためです。

見て、見て
という言葉は、大好きな人にしか言わない言葉です。
幼児期の欲求に対して相手をすることは、その子の学習意欲や社会性の向上に繋がります。

まだ言葉がでない子どもでも、それをうまく表現できない子どもでも、
子どもたちは、自分のことを構って、
できれば笑いかけたり褒めたりしてほしいと思っています。

子供を愛するということは、子供とよく会話するということです。
いつも親が見ていてくれるという安心感は、
子どもが落ち着いて物事を学ぼうとする姿勢の基礎です。親の何気ない態度が、子どもに与える影響は大きいようです。

また、
子供
特に赤ちゃんに無関心であると、育児放棄などの最悪な結果なりがちです。
仮にネグレクトの状態が続いてしまうと赤ちゃんは自分の気持ちを放棄してしまい、
・表情はなくなる
・泣かなくなってしまいます。
喜怒哀楽の少ないもの静かな赤ちゃんは、手のかからない
お利口な赤ちゃんに見えるが、親からの愛情を非常に感じにくい状態となり、
自分の気持ちを心の奥底にしまいながら成長してしまいます。
成長するにつれ、心の問題が表面化するようです。

また、
最悪なのは、子供が悪い事をした時だけ関心を払うケースです。
忙しくて、子どもたちが良い子にしている間は放っておき何か問題があるときだけ子どもに注意を払っている状態が続いていることです。
それを繰り返しているうちに、子どもたちは、
「関心をもってもらうためには『何か悪いこと』をしたり言ったりしなくてはいけない」と思い、
そういう行動パターンを繰り返すようになります。
子供の悪い面を直そうとして注意するのは逆効果です。
悪い面には無関心でいることが重要です。悪い面を見ても気に留めないようにするのです。
忍耐・忍耐。難しいですね。

忙しくても、見てに応えてあげることが大事です。
何時間も付き合う必要はなく
ほんの少しの時間でいいです。可能なときにだけです。
子供は親に反応してほしくてやっていることですから、
「何?何?なあに?」「わぁすごい」とオーバーリアクションが理想です。

忙しいとき、できないときには「あとで」といい
手が空いてから『さっきは何だったの?』で、子どもは十分うれしいものです。
できるときに応じる、できないときには『ごめんね』で大丈夫です。

子どもが「見て見て!」と言ってくる時期は、
子育ての中でも長くないし、忙しい手を少し止め、なるべく子どもと向き合う努力や工夫をするのも重要です。