自分の子供なのに、血液型が違う!?性格・相性だけではない!意外な事実!!!



血液型には、性格・相性等様々に言われることがあります。

不思議な事で
確かに夫の子どもなのに、別人の子どもが生まれてしまった。その夫婦は人工授精による妊娠だった。
実は、生まれた赤ちゃんの血液型が両親の血液型とマッチしなかったそうです。

ワシントン州に住む夫婦のお話で
そこで検査してみると、赤ちゃんの生物学的な父親と夫が「親族」であることが判明したようです。
実は、
夫は「兄弟」を体に取り込んでいたようです。

よく意味がわかりづらいのですが、

これは、
生物学では「キメラ」と呼ばれ、生まれる前は二卵性双生児だったが、母の胎内で兄弟の身体を吸収し、一人で生まれて来ることです。

なんとこの男性は、双子の兄弟の遺伝子も持っているキメラということです。
妊娠最初期の段階で一方が死に、それを生き残ったもう一方が体内に吸収したと考えられます。
吸収された兄弟の細胞が体の中にまだあり、それが兄弟の精子を作っていたようです。

つまり
「二卵性双生児の片割れの細胞が兄の体内に取り込まれ、そのまま成長した」ということになります。

両親と血液型が違うという人も、お腹の中では双子だったという可能性はあります。
実は、あなたの身体にも他者の細胞が潜んでることもあります。

子どもは、お腹の中でお母さんと「細胞」を交換してきてることがわかってきました。
妊娠中の女性の細胞が胎児へ移動して、子に母の細胞がある場合と、胎児の細胞が母へと移動し、母に子の細胞がある場合があります。

これは、マイクロキメリズムと呼ばれる妊娠中に起こっている現象です。
子どもが体にダメージを受けたとき、臓器や組織を修復するために母親由来の細胞が集まってきている例もあります。
マイクロキメリズムは乳ガンの発症率を下げ、マイクロキメリズムとアルツハイマーとの関連性も報告されています。
マイクロキメリズムが起きている女性の方がアルツハイマーの発症率が低いということです。

母子は、遺伝子を交換してきています。
不思議なことに免疫に敵とみなされずに、体の中で共存できる母子の細胞です。

だけど、最近おかしな事もわかってきました。男を産んだことがない母親が、なぜか「男性の遺伝子」を持っていたようです。
最近、男児を出産した経験がない女性の血液細胞からも男性の遺伝子「Y染色体」が発見されているようです。
男性との関係で、その男性の染色体を女性が獲得した。その染色体は女性の将来にわたり影響を及ぼす可能性があるという調査結果もあります。