甘く見てると大変なことに!高血圧の症状とは!

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高血圧とは、
収縮期血圧が140以上または拡張期血圧が90以上に保たれた状態です。
しかし、血圧は高ければ高いだけ合併症のリスクが高まるようで収縮期血圧で120未満が生体の血管にとって負担が少ない血圧レベルとされています。

脳疾患になる方の傾向として、高血圧があげられます。
一般に、140/90mmHg以上が目安とされています。
いわゆる「上」が140、「下」が90を超えると、少し高いということです。

高血圧が長く続くと、最終的に心臓病や脳卒中を引き起こします。血管を流れる血液の圧力が高くなると、つねに血管に刺激がかかって、動脈(酸素を届ける血管)が傷みやすくなるのが、大きな問題です。それと同時に、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓だから、心臓が多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなるんだね。つまり高血圧は、血管や心臓に障害をもたらすようです。

血圧の高い状態が長く続くと、血管壁が厚くなり、血管壁の内側は傷つきやすくなります。傷ができると、そこに血液中のコレステロールなどが沈着していき、血管の内側が狭くなります。また、壁が厚くなってもろくなる動脈硬化となります。

動脈硬化が進むと、血液がながれにくくなるため、心臓はより強い力で血液を送り出します。このため、血圧がさらに上がり、動脈硬化も進むという悪循環が起きます。その結果、臓器障害が起こります。

血圧が長時間高い状態が続くということは、血管に長時間その力がかかり続けるということです。そして、その力に耐えきれなくなり血管が破れたり、動脈硬化を起こしてもろくなったりするのです。その結果、脳梗塞や脳内出血あるいは心筋梗塞といった病気が起こります。さらに、腎不全などの合併症もあります。

血管を流れる血液の圧力が高くなると、つねに血管に刺激がかかって、動脈(酸素を届ける血管)が傷みやすくなるのが、大きな問題なんだ。それと同時に、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓だから、心臓が多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなるんだね。つまり高血圧は、血管や心臓に障害をもたらします。脈硬化も進むという悪循環が起きます。
その結果、臓器障害が起こります。

過度の飲酒習慣は、高血圧をおこす原因になります。運動をすると、体内のホルモンや血液の量、交感神経系の働きなどが血圧を下げるように変化します。

高血圧対策として好ましい運動は、散歩やジョギング、サイクリング、水泳、テニス、ラジオ体操など、有酸素運動と呼ばれるものです。
身体の中の糖分や脂肪分を、酸素を使って分解してエネルギーとして用いる運動で、たとえば1日30分の早歩きを3か月ほど継続すると血圧低下の効果が現れてきます。
睡眠時間が5年以上少なかった群では高血圧になる割合が高く、睡眠時間が減るごとに危険が高まることがわかった。睡眠時間が6時間の群と5時間の群を比べたところ、5時間の群では高血圧になる割合が37%高くなっています。

食事は、バランスのとれた食事でミネラル・ビタミン補給することです。
果物や生野菜に多く含まれるカリウムは多少血圧を下げるといわれています。ただ、このカリウムは腎臓が悪い方はとりすぎないように注意が必要です。

ちなみに家庭での測定の仕方は、
1. 体の力を抜いてリラックスする
2. 座って測定する
3. 毎日同じ時間に測る
4. 信頼できる血圧計を選択する