デング熱がご近所さんになるかも!?の輸入感染が増えている

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全国のデング熱患者数は、すべて海外での感染です。

デング熱が広く知られ検査の機会が増えた影響もあるが、東南アジアで感染が広がっている国があることも指摘されています。

国内流行したデング熱のウイルスを媒介する蚊
・ヒトスジシマカが、大阪市内の公園など10カ所で千匹以上捕獲されていています。
大阪でも感染が広がるだけの数の蚊が身近に生息していることを示し、2015年上半期、関西国際空港の国際線旅客数は前年比21.2%増”です。
関西国際空港発着の国際便の増加に伴い、デング熱が流行する東南アジアからウイルスが持ち込まれるリスクは高まっています。

ちなみに
ヒトスジシマカは、水たまりに卵を産むため、水たまりをなくすことで発生を防げることができます。
網戸に使われる織り目1.15ミリ四方の網なら蚊の侵入は防げるが、立て付けが悪くなったり、端のゴムが劣化したりすると、隙間ができてそこから入ってきます。子供から大人まで安心して使うことができる、ハーブ系の成分の入った虫よけグッズの売れ行きが好調です。海外で蚊に刺されないように心掛けることがなによりでさらに、帰国後の対策も不可欠です。

デング熱が流行する地域を経由しただけでも注意です。

蚊を媒介とした感染症は、発病したときに蚊にさされるとウイルスが蚊の中に入り、その蚊が別の人を刺して感染を広げます。万が一海外で感染して帰国後に症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診すべきです。
・37度5分以上の発熱
・熱帯地域への海外渡航歴
・皮膚の発疹
・関節の痛み
・頭痛
・吐き気
・嘔吐など、これらに当てはまるとデング熱の疑いあります。

デング熱は、蚊にさされてから4日~7日程度の潜伏期間を経て発症します。

実は、
怖いのは二回目で大抵、発症すると発熱、頭痛、筋肉痛や関節痛、発疹などが現れるが、大半は発症後1週間ほどで全ての症状が消えて回復します。