見参!3歳児神話 子育て3歳までが大事と言われる理由あれこれ

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三つ子の魂百までといいますが
子供はパパ・ママの性格を受け継ぐ部分もありますが、
3歳前後までに形成される「土台作り」が、重要となるといわれています。その後の一生を左右します。

・考える力
・創造する力
・解決する力など本当の意味での「頭の良い子」に育てるには、
3歳までに80%、6歳までに90%が決まってしまうようです。
まず

親子の信頼関係の形成

ですが
親子との絆を通して確立される信頼関係は、やはり生まれてから3歳頃までのようです。
ちなみに、生後まだ3ヵ月以内では無差別に反応するようです。
しかし、3ヵ月を過ぎると、自分をかまってくれる親・兄弟への反応が強くなり、
さらに成長が進むと、泣く・笑う・後を追いかけるなどの行動が増え、他人に対しては人見知りなどが現れます。
実は、
1歳までに、母親から愛情深く育てられた子供よりも、放っておかれた子供は大脳新皮質の厚さが薄く、
コミュニケーション能力が低いことがわかっています。

小さい頃の抱っこは本当に大事です。
赤ちゃんはママに抱っこされることで
・安心感
・満足感 を味わい、自分の世話をしてくれる人との愛着関係、信頼関係を持ちます。
赤ちゃんのときにたくさん抱っこされて育った子どもは、成長するにしたがい安心して親の元を離れ、
自立・独立していくことができます。

そして

言語能力の育成

では、
北米や日本でも研究発表がされていますが、
個性となる人格形成や言語能力も、この生後3年間でほぼ形成されるようです。
赤ちゃんをあやすための「子守歌」や「ベロベロバー」、「いないいないばー」は、
世界中の大人が用います。
これにより赤ちゃんの脳には、強い反応が表れます。

3歳までに、五感を使って「見る、聞く、かぐ、味わう、触る」
また、話すことにより、いろいろなことを経験させ、脳を活性化させておく事が重要です。
親が子供に経験させてあげる、親が子供に教育を与えてあげる、
それをやってあげないと子供は財産を手にすることができないままなのです。

更に

味覚

、舌が作られる期間でもあり
味覚は、子どものときに決まります。
そのため、好きなものばかり食べさせていけません。
ある研究所の研究で、2歳のころによく食べたものは大人になっても好きな食べ物になる、ということがわかっています。

また、

歯の健康


生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、もちろん虫歯菌はいません。
大切なのはまずは虫歯にならないことです。子供の頃から予防意識をしっかり持つことが、一生のお口の健康につながります。
ミュータンス菌と言われる虫歯菌が原因で虫歯になります。
3歳までに感染しなければ一生虫歯にはならないとも言われています。
乳歯が生えてくる2歳前後の時期を「感染の窓」といいます。
この時期に虫歯菌がうつらなければ、その後も虫歯になりにくいといわれています。
ブラッシングが小さい頃からの「当たり前」の習慣として生活の一部となれば、
お口の健康は守りやすくなります。

パパ・ママは焦ったり不安になる心配は無いんです。
この時期に全てが決まってしまうわけではなく、子供の能力や個性のおおまかな土台ができあがるということです。